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現場におけるノーリフティングケアの本質と実践
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5.0 ★★★★★
(7件の評価)
2514回視聴 ・ 2021/08/20公開 ・ 動画時間:1時間27分17秒
評価・レビュー
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satou2021.10.29
★★★★★
リフト移乗を座位での移乗として座位保持訓練として活用していることに関して非常に興味深く拝見させていただきました。ありがとうございます。当院でも同様の取り組みを行っているので、感想を述べさせていただきます。リフトを使用した座位保持訓練の吊り具ですが、脚分離だけでなくシート型(NEBAスリング)を使用することも多いです。スライドの脚分離はグルドマンかと思います。生地が強く特に荷重を受ける大腿部がしっかりしていることから先生のおっしる通り座位保持がしやすい吊り具だと思います。しかし当院ではあまり使用していません。理由は脚分離全体に言えることですが装着の難しさがあります。脚分離は装着方法や吊られる人の身体状況によって臀部がずり落ちるリスクがあり、当院の慣れないPTだとなおさらです。もう一点は、グルドマンの左右方向の傾き調整の幅の狭さです。ハンガーにかける吊り具の上下左右のはしご部分ですが、グルドマンは上部のはしごの間隔が大きく作られています。重度の人になると左右対称に座位保持できない人も多く、はしご部分を左右非対称にして正中位保持をするのですが、グルドマンはその間隔が大きいため微調整が少ししにくいと感じています。もちろんグルドマンは他社の4点ハイバックと比べると下部のはしごが長く上体を起こした姿勢を作りやすなど、優れた吊り具だと感じております。当院では重度障害の方に使用しているのでこのような違いが生じていると思います。
最近PTの世界では長下肢装具を製作することが多くなっています。当院に転院してきた意識障害のある方で、両側長下肢装具で3人4脚歩行を行ったことで後下筋群の緊張が非常に高くなり嚥下障害を生じた症例の方を経験しています。このような経験があることから意識障害のある方の荷重訓練にはリフトを使用するようになりました。移乗も装具も導入前のアセスメントが非常に重要だと考えていおります。先生の今後のますますのご活躍を期待しております。
hamahama152021.09.13
★★★★★
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