セミナーの企画・運営 OFFLINE SEMINAR
累計16万人が受講した
業界最大級のセミナーを運営
東京・大阪・名古屋を中心に、リハスタッフ・看護師などを対象としたセミナーの企画・運営をしております。
セミナーの企画はPT・OT・STなどの専門職で行っているため、現場のニーズにあったセミナーを開催でき、より多くの専門職に最新の知識や技術、そして現場で使える知恵を広めることで、患者さんのQOLの向上を目指しております。
私たちは、何をどれだけ学べば充分なのか?
個人的な話で恐縮ですが、私、株式会社gene代表取締役の張本は理学療法士です。
40歳までは毎日、臨床に明け暮れておりました。
20代の頃、クライエントに接しながらいつもこう思っていました。
ぼくが担当ではなかったら、もっと良くなっているかもしれないのに、と。
「もっと良い方法があるはずだ」
「僕ではなく、専門の○○先生ならもっと良くなっているはず」
「僕なんかより、経験の長い先輩が担当したほうが良いのではないのか?」
そんな不安や恐れから毎週のように研修会などに参加しましたが、
そういった考えから逃れられることはありませんでした。
30代になってようやく、そういった考えには終わりがないことに気づきました。
どのような人でも、専門外のことならば専門としている人が担当するのがベターですし、
自分より経験のあるセラピストは引退するまで存在し続けるのです。
そこから導き出された、私の定義する「専門職の学びに大切なこと」は、
「自分で定めたゴールと誠実に向き合う」というものでした。
ややもすると、専門職の知識・技術の優劣は安直なマウンティングに直結します。
しかし、本当は皆、色々な事情のなかで仕事をし、
限られた時間をやりくりして自己研鑽を行っているのです。
自分の時間を自分のためだけに使える人もいますし、
家庭を持ったり、子供ができたり、親の介護があったり、自己研鑽よりも大切にする何かがあったり、
学習のための時間をとることができない人もいらっしゃいます。
自己研鑽だけに価値を集約し、それだけを正しいと考えるのは、まったく全人間的復権的ではない。
リハビリテーション的ではない、と思うのです。
専門職として自己研鑽に自分の人生を捧げられないことは、尊敬の対象にはならないかもしれませんが、軽蔑の対象ではない。
大切なのは、様々な選択肢のなかで、自分なりの誠実さで学び続けることだと思います。
そういった真摯な学びは、無益なマウンティングの道具になることもありません。
学びの本質は量の多寡ではなく、どのような想いを以て生涯継続するのかにあると私は考えます。
株式会社geneは、これからも会場セミナーやオンラインセミナーなどを通じて、
学びの場とツールを提供してまいります。
ご参加されるみなさまに、「明日の臨床に活かそう」と思っていただける知識を提供することが、
株式会社geneの理念である「リハビリテーションを『かたち』にする」につながると信じております。
みなさまと一緒に、株式会社geneも誠実に学び、そして成長したいと心より想っております。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
株式会社gene 理学療法士・代表取締役
張本浩平
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PT・OT・STのための、どこでも学べるオンラインセミナー動画配信サービス「リハノメ」を運営しております。
臨床に悩むPT・OT・STのために、各分野の専門家が臨床経験や研究成果に基づいた知識・技術をお届けいたします。
「リハノメ」について
リハノメは、リハビリテーション専門職が臨床で疑問を抱いたとき、必ず「ヒント」を得られるツールとなることを目指して創始されました。
臨床の答えは、いつだってクライエントとセラピストが共同で導き出していくもの。
万能の「正解」はなく、個別性に応じた「決断」だけがある世界です。
そんな厳しい世界の中で、少しでもリハスタッフの力になりたい。専門家が日々抱く、疑問や葛藤の解決の糸口を提供したい。
リハノメは、その考えにもとづき、多角的な視点からリハビリテーションを「かたち」にするための情報をお届けします。